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夏希の隣の病室に泊まることになった
夏希の病室にも空きはあるのに隣の病室なのは親父さんの仕業だろうと思った
時間は遅いが眠くなかった
ベッドが固いせいもあるがやっぱり夏希の事だった
怖くないのかな
自分が死んじまうってのかわかってるのに
きっと夏希は強いんだ
俺は急に夏希会いたくなって病室に行った
夏希のベッドをおおっていたカーテンを少し開いて椅子に座った
左腕には点滴が打たれていた
夏希は寝ている
そんな夏希の寝顔を見ていたら眠くなった
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