大好きな君へ

5/5
前へ
/103ページ
次へ
―― ――― 読み終えた俺の目からは大粒の涙が出ていた 最後らへんはもう涙で見えなくて頑張って拭って見た 手紙には涙の後がたくさん残っていた 夏希も泣きながら書いたんだ 夏希… 俺も夏希と出会えてよかった 一緒に居れてよかった ごめん夏希 俺、夏希のこと多分ずっと忘れられない たぶんずっと好きだと思う でも俺幸せになるから 夏希の分も生きるから だからちょっと待ってて 俺やりたいことがあるから 淋しくないよな? そっちには初恋の相手がいるんだもんな 浮気すんなよ 俺のこと忘れるなよ 忘れてもそっちにいったら思い出させてみせるから また好きにさせてみせるから 夏希 大好きです 心から愛してます
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!

352人が本棚に入れています
本棚に追加