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目を開けると朝になっていた。
とは言っても昨日の記憶はちゃんとある。
久しぶりに酒を飲んだからか、いつもより長く寝れた気がした。
まだ横になったまま布団の上軽く伸びをし、いつものように枕元にある携帯を開く。
すると二件のメールが来ていた。
一件目は悠輔。
「今日はありがとー!また飲も!紳士な蒼ちゃん、りのりの襲っちゃダメ!(笑)」
こいつ酔っ払ってんじゃん。
返信しようと思ったが、どうせまた会うだろうと思ってやめた。
もう一件のメールは梨乃ちゃんからだった。
「今日は送ってくれてありがとう(*^^*)楽しかったけど、欲を言えばもっと高瀬くんと話したかったです♪ぜひまた遊びに行きたいです♪お疲れ様(*´ω`*) りの」
これって誘って欲しいってこと…かな?
平静を装っているが、少しドキドキしているのが分かった。
――――――――――
それから一週間後。
悠輔の提案で、ゆっこと梨乃ちゃんと悠輔と俺でお祭りに行くことになった。
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