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「今日花火上がるらしいよ。」
悠輔が言った。
「そうなの~?」
「楽しみだね。」
みんな花火は好きなようだ。
「その前に屋台あるとこ行こうよ。」
ゆっこの提案で、俺達は移動した。
――――――――――
屋台の並ぶ通りに着いた。
人が賑わい、ただいるだけでお祭りの雰囲気が味わえる。
「あたしかき氷と焼きそば食べたい!」
「俺はたこ焼きがいいな。蒼ちゃんとりのりのは何食べたい?」
「うーん…。」
梨乃ちゃんはなかなか決まらないようだった。
「何があるか見に行く?」
「うんっ!」
俺の提案に梨乃ちゃんは頷いてくれた。
「とりあえず何か買ったら戻るわ。」
「分かった!」
「行ってらっしゃーい。」
そうして俺と梨乃ちゃんは別行動で屋台を回ることにした。
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