出会い
4/4
読書設定
目次
前へ
/
246ページ
次へ
終業式が終わり外に出ると、相変わらず蝉の声が五月蝿い。 もはや暑いという言葉を発することすら面倒くさい。 「明日から夏休みか。」 ふと空を見上げ、目を瞑った。 夏休み、暑い、課題、バイト、暑い、黒髪の小谷先生―――。 そこでパッと目を開く。 頭の中で最後に浮かんで来たのは、彩愛さんの顔だった。 まだ、それしか知らない―――左手の薬指にも気が付かなかったあの頃。
/
246ページ
最初のコメントを投稿しよう!
34人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
17(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!