1 隣の君

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「ののー時間…大丈夫なの?」 はっ! ヤバい~!もう出ないとバスにのれない。 「いくよ、みーちゃん」 あたしは みーちゃんの腕を掴むとドアを開けて走り出した。 「あら、行ってらっしゃい二人とも。」 「行ってきます麗子さん!」 「……行ってくるね」 そしてマッハでロケット並み(嘘だけど)の走りのお陰か、バスにはギリギリで間に合った。 「セーフ!」 ふぅ。朝から疲れたわぁ とりあえず二人で一番後ろの席に座る。 田舎だから席はあまり混んでない。 毎朝走ってるせいか体力ついた気するのは気のせいかな? 「のの…いつもありがとう」 ニコッ でた…天使のスマイル これを見ると、しょうがないかなぁってなって 許しちゃうんだよなぁ~ あたしって みーちゃんに甘いかも。
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