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とりあえず、
朝ご飯の食パンをどこかの漫画のワンシーンの様に口にくわえて鞄を持てば…
準備万端!
「んじゃ行ってくるよ」
「気をつけてね~
あとこれお隣におすそわけの博多明太子よん♪」
前言撤回……
母親よ、
何故に朝のこの忙しい時間に
渡すのだい?
朝から明太子とか、胃がもたれるよー
「……わかったから」
とりあえず呆れつつも、半ば強引に渡された明太子を持ち外にでた。
時間はまだ7時。
決してのび○くんのように
遅刻などしているわけでもなく
本当ならあと30分は余裕なのだが…………
あたしには
やらねばならない毎日の仕事がある。
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