1 隣の君

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とりあえず、 朝ご飯の食パンをどこかの漫画のワンシーンの様に口にくわえて鞄を持てば… 準備万端! 「んじゃ行ってくるよ」 「気をつけてね~ あとこれお隣におすそわけの博多明太子よん♪」 前言撤回…… 母親よ、 何故に朝のこの忙しい時間に 渡すのだい? 朝から明太子とか、胃がもたれるよー 「……わかったから」 とりあえず呆れつつも、半ば強引に渡された明太子を持ち外にでた。 時間はまだ7時。 決してのび○くんのように 遅刻などしているわけでもなく 本当ならあと30分は余裕なのだが………… あたしには やらねばならない毎日の仕事がある。
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