1 隣の君

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二階の部屋に住む この、 可愛いぬいぐるみを抱いて幸せそうに眠る とてつもなく整った顔を持つ美少年の 母親である。 「ほら、みーちゃん起きて! 大学遅れるよ? そうでなくても準備時間掛かるんだから~早くしなさい!」 「……まだ眠い」 そう言ってみーちゃんはまた眠りに入ろうと…させるか、ドアホ! あたしはみーちゃんの 鼻をつまみ口を押さえた。 「……グホッ …のの?おはよぉ」 案の定 彼はむせたあと息を整えると 天使のスマイルを見せた。
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