DREAMS HOUSE

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「ではソロソロ続きの説明をさして貰います」 皆が落ち着くのを待っていた【X】が喋り始めた。 「まずルール3について説明さしていただきます。 皆様にはこれよりいくつかのゲームをしてもらいます。 そして、そのゲームの敗北者もしくはルールを破った者には死んで貰います」 「なんだと、ゲームで人が死ぬか生きるか決めるって言うのか?ふざけんなよ!!」 先ほどの男がまた【X】に怒りを放った。 「まあ少し落ち着きましょうよ」 (これ以上あの様な喋り方をしていたらこの男の人は殺されるかもしれない) そういう思いで男を落ち着かせようと優しそうな青年は「ぽんっ」と男の肩を叩いたのだが。 「うるせーんだよ気安くさわるな!!」 そう言いながら男は青年の手を払いのけた。 智也はそんな光景を見ながら呟いた。 「あの【X】とか言う支配人、喋り方は紳士だが、なんてエグい事を考えるんだ……」 「どういう事?」 小咲が智也に問いかけた。 「アレを見てごらん、俺達以外のみんなは人と距離を取っているだろ?」 「あっ本当だ、さっきまでは、みんな固まってたのに、どうしてだろ?」 小咲に智也が答えた。 「つまりさっきまでは同じ状況に陥っていた仲間だったのに、さっきの言葉で全員が敵になったという事だよ。これじゃあ精神はまともに保てないな、さっきみたいにイライラするのも仕方ない」 「私たちは仲間だよね?」 「うん、モチロンだよ!」 智也は複雑な気持ちで答えた。
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