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やあ、僕の名前は鴉羽
名字か名前なのかは分からない、多分名字だろうけどね
所謂記憶喪失みたいだ
そんな僕は現在、だだっ広い部屋に居るんだ
「……本当、なんだこの部屋
さっきまで教室で寝てい……授業を受けていた筈なんだが」
そんな僕がこの大部屋を見回すと、先ほどまで何もなかった所に一冊の本、みたいなものが落ちていた
それを拾い上げ中を見てみると現代社会では携帯小説でしかみないような内容
簡単に、率直に言ってしまえばﾌｧﾝﾀｼﾞｰ世界に来てしまったということが書いてあった
曰く、地球とは違う世界だけどきにしないで生活しろ。とのことで
「上から目線ェ……」
何様だよ、と思わないでも無かったがこの手の話には神様とかが関わっているだろうから神様だ、とでも言われたらどうしようもない
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