あの場所で……2

3/3
前へ
/42ページ
次へ
 二人の願いはいつからか、ずっと僕だけの胸に。 「なぁ…香澄……お前の夢……何て言ったか、覚えてるか?」 「……僕と…暮らす、だったよな…」 「忘れて…ないよな?……一緒に……居てぇよ…」  それでも、二人でいたいのは弱さとかじゃない。  僕の、いや、僕と香澄二人の、大切な想いなんだ……
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加