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翔は大学近くに実家があり、香澄もよく出入りをする。一緒に家族と食事をしたり、遊んだり。
一方、香澄の実家はここからかなり離れた場所にあり、親がこちらに来たときに翔を紹介し、何度か会ったことがある程度。香澄本人はアパートで一人暮らしをしている。
それでも翔の態度の良さ、香澄の態度の良さから互いに親公認の仲になっている。
「面白かったね」
「そうだな、良かった」
二人は普通のデートをして、普通のカップルとして毎日を過ごしていた。
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