-優しさと苦渋-

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それから、 数時間。 待てども待てども、 彼からの連絡はない。 気が付けば、3時を回っていた。 『...やっぱ、ダメかな』 静かな部屋で呟いた。 期待はしてた。 「何が合っても美桜を優先する」 そんな彼の言葉が過って お洒落着のまま、ベッドに横になった。 『...ウソツキ』 瞬間、ホロリと、涙が溢れて、 それは止まることはなく、次から次へと頬に落ちた。
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