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彩(本当に囲まれちゃった…)
部屋の中央に座らされた私はとにかく焦っていた。
「へぇ、こいつが土方さんの言ってた女の子か。」
と言ったのは、私と同じ年頃の少年
「なかなか可愛いじゃねえか。」
続けて話したのは短髪のがたいが良い男の人
彩(な、なんか…怖い)
原「おぃ平助も新八も怯えさせてるんじゃねえよ。俺は原田左之助だ。悪いな、こいつらも悪気はねぇんだ。」
少し困ったように笑いながら原田さんは言った。
永「あ、左ノ、抜け駆けはいけねぇ。俺は永倉新八。」
先ほどの短髪の彼はニカッと笑った。
平「左ノさんも新ぱっつぁんもずりぃよ、俺は藤堂平助!平助って呼べよ。」
彩(なんだか、元気な人たちだなぁ。私も自己紹介したほうがいいのかな…?)
しばらく悩んでいると救いの手が差し伸べられた。
沖「ほらほら、彩音ちゃんが困ってますよ。あと…「てめぇら、ちったぁ黙ってろ!話が進められねぇだろ!!」
沖「ほら、短気さんが怒っちゃった。」
3人を睨みつけて怒鳴る土方さんと、それを見てやれやれと言う動作をしている沖田さん
彩(土方さんは怒らせないようにしよう…)
と、私は心に決めた。
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