初めての街アナイム

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「飛鳥も此処に来てるのか?」 「あぁ、来てるぞ。後、俺の弟子もな。」 弟子? 「お前、弟子をとったのか!?」 今まで一度も弟子をとったこと無かったのに、どういう風の吹き回しだ? 「俺様が気に入ったからな。ガハハハハ!!」 蘭は眉間に手を置き、馬鹿に困っているようだ。 「蘭とその弟子の子は今、この馬鹿を探し回っているので、いないですが。 連絡はしておきましたから、もうすぐ来るはずです。」 迷子になったガンツを探し回っているのか。可哀想に。 「─────────兄ィィィ!!!」 この声は。立ち上がり、振り向くと一発の弾丸が。 「会いたかったよぉぉおお!!!ランジ兄ィィィ!!」 「ぐほぉぉお!?」 俺の横に座っていたシャイン達は何故か離れており、俺はそのまま広場の中央の噴水に突っ込んだ。 「久しぶりぃぃぃ!!お母さんに聞いて急いで来たんだよぉぉぉ!!」 ヤバい。溺れる。 「飛鳥!?早くランジさんから降りなさい!!」 蘭、早く助けてくれ!! と思いながら目の前がブラックアウトした。
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