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「赤ずきんや」
ピタッ
彼女の動きが止まる。
何故ならその声の持ち主は彼女が逆らえない存在であるから。
振り返るとそこには女神がいた。
「お母様…」
いや、女神の皮を被った母親という最強の生き物。
「まったく。お使い頼んだのに中々戻らないと思ったら。こんな所で油売ってないで早く帰って来なさい!」
「ヒッ!?ごめんなさい!!」
赤ずきんは慌ててバズーカーを投げ出し母親の後を追い掛けた。
「助かった…」
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