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弾かれた様に話しだす。 「シーナっ、えっとこちらは同じ会社の佐倉さん。今日はお食事に誘って頂いて……あっ、佐倉さん、こちらは椎名、くん。えっと……」 「おい、さっき自己紹介したから大丈夫だって。ねっ、佐倉さん?」 「そうだよ、鈴木さん。大丈夫だから」 ポンって、鈴木の頭に手を乗せる。 ……コイツ、絶対確信犯。 ねっ、椎名さん?なんて俺を見ながら言った目が、宣戦布告してやがる。
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