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「そうですよね~すいません」 この空気をまったく読めてない鈴木が、明るい声をだす。 「お二人は帰るとこですか?」 そうなの~と話しだした鈴木を遮る様に、佐倉が俺を見て話しだす。 「いえ、明日は休みなのでもう一軒行こうかなと思っていたところです」 ……爽やか笑顔。ウソつけ。 「あれ?でも明日は俺の買い物に付き合ってくれるんだろ?午前中には行くぞ?」 ……にっこり笑顔。俺もウソつき。
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