着信履歴

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同じころ― 仕事で朝方に帰ってきた正照はベッドで寝ていた。 眠りについて4時間余り経った頃、夏の日中の暑さで目覚めた正照。 「なんだよっ!毎日、毎日、暑くて寝てられねぇな」 今年の夏は異常気象で猛暑らしい。 ふと、携帯電話に目を向けると着信のランプがピカッピカッと光っている。 いつもの用に携帯電話の画面を覗きこむ。見覚えのない番号…そして留守電あり。 「んっ?誰だ?」 と思いながらも留守電の再生をしてみる。
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