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朋乃はいつもと同じ朝を迎えていた。
部屋の中は、まばゆい夏の日差しが差し込み清々しい朝だった。
「昨日は、帰ってきたの遅かったのね」
その日の朝、彼女は朝食の支度をしながら朋乃に話しかけてきた。
朋乃には付き合い同棲している「理緒」と言う彼女がいる。
理緒は朋乃・剛志・正照の高校の時の同級生である。
「電話を買った後に正照の店に剛志と呑みに行ったんだよ」
「そぅ。早くしないと仕事に遅れるわよ」
と言われ慌てて仕事に行く準備をする。
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