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・・・ここは、夢の中 1人の少年が前を向いて歩いていた。 しかし、そこは何もなく真っ白な世界だった。 「ここは、どこだ? 何でこんな何もない所を歩いてるんだろう。」 そうつぶやきながら歩いていた。 歩いても歩いても見えるのは白一色、辺りを見回しても白、それ以外何も見えない・・・。 「誰かいませんか?」 叫んでみても返ってくるのは、なかった。 変わりに静けさだけが、残る。 何度も叫ぶが、あきらめてそのまま歩く事にした。 1歩、10歩、100歩・・・、歩く歩数が増えても何もない。 やがて少年は歩く事を諦め、うつむくように座り込んでしまった。 「くそ、なんだよ、ここは? 歩いても歩いてもきりがない。」 そのまま仰向けに倒れた。
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