物語の始まりと言えば

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いやあああああ       清々しい天気だ!     町を出てから約二時間歩きっぱなしなのだが     丁度昼くらいだろうか?     正に旅立ちびよりだ       歩き続けた草原も終わりが見え始め小さな森が姿を現した     「木陰で飯にするか」       一人呟くがふと思ったのが   毎日独り言が増えそうだな…     まあそんな事よりとりあえず飯だ     今日出発の時に母さんがくれた弁当     腰掛けに丁度良さそうな切株を見つけ座る   こんな丁度いいところに何故に切株?とは思いつつも弁当箱をカバンから引っ張り出し木の箸を使い食べ始めた    
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