行きますか!

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「ユーリ 気をつけて行くんだぞ」     「ちゃんと帰って来るのよ?」     ここは町の出入口となる場所   父さんに母さん それに気の知れた友人達     「父さん母さん 今までありがとうございました!」   そう言って頭を深々と下げた     「最後の別れじゃ無いんだ 頭をあげろユーリ」   無精髭がやたら目立つ父さん   いつも優しく綺麗な母さん     「ユーリ!お前が帰ったときにまた勝負しような!」     親友のガッシュ   ことあるごとに競いあった仲間     それも今日まで   「また俺が勝つけどな!じゃあみんな…行ってきます!」     そこで振り向き俺は歩き始めた 背に行ってらっしゃいと言う言葉を受けながら
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