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「お前、俺が鈴乃ちゃんと付き合っても平気なんだな」
「そんな事言ってない!
園田が自分じゃない誰かと付き合うとか思っただけでも、どうにかなりそうだけど、だけど園田の仕事の邪魔だけはしたくない!」
「俺の仕事の邪魔してるのは鈴乃ちゃんでお前じゃないだろ?
お前俺の事舐めてんの?」
「な!」
なんで私が!そう言いたかったけど、でも言葉が出てこなかった。
口調は怒ってるのに園田がとても悲しそうな顔をしてたから。
「私邪魔してません!
力になりたくて」
「鈴乃ちゃんには申し訳ないけど、俺はコイツと別れる気もないしましてや君と付き合う気はない。
納得いかなくて父親に泣きつくって言うなら勝手にやってくれ。
でもこれだけは言っておくよ」
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