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僕の素直な気持ちと嬉しさがその言葉となって表れた。
「それじゃ、早速お前ん家に行ってこれからのこと話そうぜ」
「うん」
そして僕たちは僕の家へと向かうことにした。
校門の所まで来ると、さすがにすぐには出られなかった。
ここを過ぎてしまえば僕はここを卒業したことになる。
もうこの学校ではあの他愛のない日々を過ごすことは出来ない。
僕は校門の前に立ち止まり、最後にもう一度学校の姿を眺める。
すると急に学校側から校門に向かって突風が吹いた。
その風が僕の全身を包み込むようにして体に寒さを伝え、後ろにのけ反らせる。
まるで、僕に「立ち止まってはいけない、先に進むんだ」そう後押ししているかのように……。
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