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「ハァハァ…」
7月の太陽が俺の額から汗噴き出させる。
しかも10時を過ぎ、日中になってきたため余計太陽の光が強い。
そんな暑さの中、10分ほど走ると映画館前にたどり着いた。
「ハァハァ…ひかりはどこだ…?」
呼吸を整え周りを見渡すと見覚えのある顔が腕時計を見ながら険しい顔をしている。
やばい…おこられるかも…
俺はそう思うとひかりのところに小走りで駆け寄った。
「ひかりごめん!遅刻しちまった!」
俺がひかりに声をかけるとひかりは俺を見て「大丈夫だよ」と言った。
「それより春、汗かいてるよ?走ってきたの?」
ひかりは俺の額の汗を見てそう言ってきた。
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