*白い雪の降る冬*

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家でのんびりしている時に美香から一本の電話があり、なにやらパニック状態だったので、私が場所を指定して、話を聞こうと考えたのである。 「…うぅっ…彩乃ぉぉぉ…」 待ち合わせ場所に着くや否や、もう既に来ていた美香が私に抱きつき、泣き出してしまった。 「ねぇ美香?!本当にどうしたの?悲しいことでもあったの?」 美香を優しく抱きしめていた時だった。 「…付き合ってくれるって…」 「―――――え?」 「…彼女にしてくれるって…」 「―――――え?だ、誰の?」 「………んやくん…」 「―――――え?誰?」 「………舜也くんっ…」 私はこの言葉を聞いて、凍りついた。
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