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生死をかけた戦いの後のような顔をする播磨。
大和がやってきて、なんとなく状況を把握した彼は、佐藤を叱ろうと…
佐藤「すき有り!」
大和「………」
相川「………」
播磨「………」
パシャっと、音がする方に目を向ける。
鈴木「へー。大和君は、以外や以外。トランクスじゃなくて、ボクサーパンツなんだ。しかも、ワンちゃん。可愛いね。(笑)」
顔を赤らめる大和。
思わず佐藤を蹴り飛ばし、固まってる大和にズボンをサッとあげる播磨。
相川は鈴木を凝視。
相川「………さっきから、あんた何をパンツネタ集めてんのよ?!え?!白状しなさい!有紀奈!!!」
鈴木「ギャアアアアア!やめてやめて!自由研究よ!妨害しないで!!!あ…」
デジカメを取り上げた相川は、大和のワンちゃんボクサーパンツを消去しようとした。
…が。
相川「………」
相川の顔が引き吊る。
大和のズボンをはかせた播磨が駆け寄り、カメラを一緒に見る。
播磨「!?な、なんだよコレ?全部パンツじゃん!しかも…プールの時間の教室か?!」
相川「あ、あんた達なんの自由研究よ?!」
鈴木「なんのって…夏休みの。」
佐藤「なんか体があちこち痛い……」
鈴木「これだけじゃないんだよ!?クラスの子の弱点も佐藤と調べたの!まず、相川 真奈美は虫とスプーンが駄目でしょ。昔スプーンに虫が乗って以来、スプーンで食べ」
相川「有紀奈!怒るよ?!」
鈴木「…もう怒って…ご、ごめん!言わないから!」
相川の表情を見た途端、恐怖が体を走り鈴木は謝る。
相川「もう言ってるわよ!バカ!」
ガシャンっ
佐藤「ぎゃああああああ!!!!」
相川「どいつもこいつもウルサイ!」
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