幼なじみ

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――――――― ――― 啓斗「…痛て…。凜華..お前ー…いてぇ…。」 凜華「ふ…ふんっだ!啓ちゃんが悪いんだもん!全部啓ちゃんのせいなんだもん..。」 凜華は少し罪悪感があるのか、俺の方をチラチラと見ながら悪態を吐く。 ?「おーっす、ん?どうした、啓斗も凜華も。…はっはーん..また夫婦喧嘩か?ケッ…羨ましいゼ!!」 なんだか頭の悪そうな男子生徒が俺と凜華の間に無理矢理入ってきた。 啓斗「…は?お前誰だよ。」 ?「え、ちょっ!?啓斗何を!?なぁ、凜華..」 凜華「近づかないでもらえないかなぁ…?あと私の視界から消えてくれない?」 ?「っちょっ!!凜華さん酷すぎますよ?俺泣いちゃう(ノ_・。)グスッ」 そろそろこいつの正体を知ってもらおうか。 こいつは田中 一郎(タナカ イチロウ)。 明らかに名前負けしてる容姿の残念な野郎だ。 茶髪で男としては長めの髪だ。本人曰く、『長いのって…イケメンしか似合わないからさ…。俺がしてやらなきゃ…可哀相だろ?』…らしい。 お前のがよっぽど残念な奴だよと教えてやりたい。 と、一郎を弄るのはこの辺にして…。 啓斗「そういや、一郎。今日転校生が来るかも知れねぇんだってさ。さっき凜華から聞いた。」 一郎「やっと俺の名前を…ホロリ …って、転校生!?凜華たん、どこでそんな情ほゲフゥッ!?」 凜華「あ、ごめんね?汚かったからゴミかと思って…つい。アハッ」 怖えぇ…。笑顔って怖いんだなー、うん。
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