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凛華「なんでも、随分な世間知らずみたいだよ」
啓斗「ふーん…」
一郎「よし、俺が手取り足取り教えてやろう!」
メラメラと瞳に炎を灯している馬鹿がいるが、ここはスルーしよう。
?「りーんかちゃんっ!!」
凛華「ひゃっ…!?何っ!?」
急に後ろから抱き着いてきた奴が凛華は誰だか分からず、びっくりしているようだ。
…毎日毎日やられてるんだから少しは慣れろっつーの…。
?「凛華ちゃんはいつもいつもかーわいいなーぁ…!」
凛華「やっ…ちょっ…止めなさいっ!メッ!」
こいつは湯川 奏(ユカワ カナデ)。
母がイギリス人、父が日本人のハーフ。なのに英語がめちゃくちゃ苦手。
金髪(地毛)で瞳が碧い。
さっきから見ているとおり、凛華が大好きで大好きな女子である。
時々、本当にこいつが女子なのか疑ってしまうときがある。
奏「んむぅ…。凛華ちゃんのケチィ…」
凛華「ケチじゃないよぉ!奏、いつも急に抱き着かないでって言ってるのに…」
啓斗「お前らは相変わらずだな。」
奏「啓斗煩い息すんな死んで消えろ。」
啓斗「ハ…ハハハ…」
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