狂気な妹に好かれてしまった平凡な兄

会長さんと副会長さん

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*兄side*

ふぅ。なんとか撒いたか…。

っていうか何で皆俺の事、『引いたわあ…』って感じの目で見てるんだ？

…わからない。
まぁ、いいか。それより教室に急がないと…。

教室へ行こうと廊下の角を曲がると…

啓斗｢ﾄﾄﾄ..｣
ドンッ
??｢きゃっ…｣
誰かとぶつかってしまった。

啓斗｢あっ…すいません、大丈夫で…すか…｣

??｢あらあら、ふふっ。誰かと思ったら啓斗君じゃない。｣

啓斗｢…あぁ、会長ですか。おはようございます…｣
この人はうちの学校の生徒会長さん。
かなり、変わった人である。

和音｢啓斗君ってばテンション低～い！
あ、もしかして啓斗君、角でぶつかったのにパンツ見れなかったからテンション低いんだ～！
ね、そうでしょ～??ねぇね～｣

あー、めんどくさい人だ。