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凜華「…で、啓ちゃんは転校生が美少女だったらどうするつもりかな?」
凜華のニコッという効果音が今にも聞こえて来そうな笑顔。
啓斗「あぁ!それはもちろん爽やかにご挨拶!!」
凜華「どんなふうにかなぁ?」
またもやニコッという効果音が聞こえて来そうな笑顔で凜華は言う。
なので俺は全力で答えを出した。
啓斗「..Hii!!おぉ..僕は今まで生きてきた中で貴女のようにこんなにも美しい女性に出会ったことがありません。
貴女の瞳は幾千億の星々よりも綺麗な輝きを放つ、貴女の心はどんなに高価な宝石達よりも美しく澄んでいる。
あぁ、なんて人だ…。」
凜華「ふーぅん..。啓ちゃんはそんなに気障な言葉使って美少女の転校生を口説こうとしてるんだね?うん、うん。よーくわかったなー...。」
と、凜華は光を無くした瞳でニッコリと笑った。
アレ?
何か…嫌な予感が…?
凜華「啓ちゃんがそんな女誑しだったなんて私、知らなかったなーぁ…。そうだ、啓ちゃんが二度とそんな気障な言葉使えないようにしてあげなきゃね…。フフフッ」
啓斗「え?…ちょっ…!…凜華さん!?や、やめっ…本当!!…うわーっ…!!」
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