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「先輩からしてよ。」
「はああ?」
お前からキスするんじゃねーのかよ!
だから俺はしぶしぶ了解したってのに。
俺からとかまじキモイ。
てかそう言うキャラじゃないし・・・。
「駄目?」
輝は少し目を潤ませた。
その顔やめろよ。
俺が悪いことしてるみたいじゃねーかよ。
はあああ・・・・。
「くそっ、目つぶれ!」
俺は輝のこの顏に弱い。
いつもはクールな表情をしているが、俺といるときはこの表情をする時がある。
俺にしか見れない顏だとか思うと、少しうれしくなる。
例えるなら大型犬が餌を目の前にして食べれないでいるような顏。
普通、男がそんな顔するとかキモイけどこいつがすると可愛いとか思ってしまう。
昔の俺だったらありえないことだ。
あんなに可愛い女の子が好きだったのに。
やっぱり俺そろそろ死ぬのかな。
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