アンドロイドと恋模様。

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――…… 暗い……。 冷たい……。 ここは……どこ? 僕は誰……? … … … … !? 誰かが僕を呼んでいる? 怖い……。 だけど勇気を出して目を開けてみよう……。 ……―― 目を開けるとそこには『鏡』という物があった。 僕はその鏡で僕自身の姿を確認する。 背はあまり高くなく、中肉で少し長めにカットされた前下がりな黒髪、クリクリの茶系の瞳に通った鼻筋と小さな口……。 幼い感じがするけど、これが僕? もう一度僕は目を閉じ気持ちを落ち着かせる。 僕はどうしてここにいるんだろう……。
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