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姉「もぉ~、朝一緒に行こうと思ってたのに起きたらもういないんだもん」
祥一「いや……」
姉「でも、まぁいっかな、久々に祥ちゃんの泣き顔もみれたことだし」
祥一「……え?」
姉ちゃん俺が行ってないのに気付かないで卒業式に行っちゃったんだろ?そこまでだったらまだバカですむけど……姉ちゃん誰と間違えたんですか!?その祥ちゃん俺じゃねぇよ!?だってモノホンの祥ちゃんここよ!?祥ちゃんまださっき起きたばっかよ!?
祥一「あの、ね、姉ちゃん?」
姉「ん?」
祥一「その祥ちゃんって、どこの祥ちゃん?」
姉「え?なにいってんの、祥ちゃんは一人しかいないでしょ?」
祥一「だっ、だよねぇ~、そのはずなんだよね~」
姉「もぉ~?祥ちゃん何がいいたいの?」
祥一「うん……あのさ、その祥ちゃん、俺じゃない……」
姉「……え?」
祥一「いやだからさ、俺、今日学校行ってないから……」
姉「ちょっと、なにいってんのよ、そんなわけないでしょう、だってほら……」
そういって姉ちゃんがみせてきた物はカメラだった
祥一「えっ?ドゆコト……」
姉「私ちゃんと祥ちゃんの写真撮ったし」
祥一「……は?」
姉「はい、みていいよ」
えええええええええええ!?
オイオイオイオイ、オカシーだろ!?ドゆコト!?本当にドゆコトだよ!?
祥一「……じゃちょっとみさせてもらうよ……」
……いや、俺どころか全部ピンぼけじゃねーか!?
もぅ誰が何やってるか全然わかんねぇーよ!?
姉「あ、ゴメン間違えた、カメラだとうまくとれなかったから携帯でとったんだった」
祥一「あぁ、そなの」
どれどれ……ってコイツ誰だーー!?
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