狗竜と彩鳥

5/12
前へ
/199ページ
次へ
-レオ視点- マイクに起こしてもらい、俺は甲板に出る。 船は孤島に向かって進んでいる。 ナツキとセラも既に準備は整えてる。 「着いたぜ!気をつけてな!」 レオ「あぁ、有り難う」 俺達はベースキャンプで支給された道具をいくつか手に取る。 レオ「さてと、行くか…」 他の三人は頷いて俺に続く。 マイク「そう言えばこの島の近くに村があるの知ってるか?」 ナツキ「モガの村でしょ?あそこの特産品って美味しいらしいよ。私も一度で良いから食べてみたいな~」 レオ「まぁ、その話は後にしようぜ。今は彩鳥を探そう」 俺がそう言った時… 俺の頭上を大きな影が通過する。 俺達は上を見上げると、今回の標的、クルペッコが降りてくるのが確認できた。 レオ「まさか向こうから来てくれるとはな…」 ギャォォォ!! クルペッコが威嚇してくる… レオ「行くぜ!」
/199ページ

最初のコメントを投稿しよう!

130人が本棚に入れています
本棚に追加