狗竜と彩鳥

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レオ「くたばれぇ!」 俺は奴の脚を再度力を込めて叩く。 クルペッコは大きくのけぞり、口から唾液をダラダラと垂らす。 ナツキ「スタミナが切れた!チャンスよレオ!」 レオ「あぁ!」 俺はハンマーを握る手に力を込める… まだだ… まだだ… 俺は力を溜める。 集中力が極限に達するのを待つ。 レオ「うぉぉぉ!!」 そして自身の体を軸にハンマーを大きく振り回した。 何度もハンマーが当たるクルペッコ… ギャォォォ!! レオ「おるぁぁ!」 そして位置の高い奴の頭にフィニッシュを決めた。 ドゴォ! 頭部への攻撃により目を回すクルペッコ… さらに追撃を決める俺とナツキ… フラフラになりながら逃げようとするクルペッコ。 レオ「逃がすかぁ!!」
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