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焦りが視野を狭めた…
俺は足下の石ころにつまずき、転んでしまった。
レオ「くっ…」
ナツキ「何やってんのよ!」
ナツキは矢を放ちクルペッコを追撃していた。
やがてクルペッコが大きく羽ばたき、空を飛んだ…
ナツキは諦めずに矢を放ち続けるがやがて届かなくなる…
逃げられた、そう思った時…
マイク「おるぁぁ!」
俺の視界の端に銀色の何かが縦に回転しながら飛んでいく。
それは真っ直ぐにクルペッコに向かい、奴の翼を捉えた。
ギェェェェ!!
突然の出来事に羽ばたくのを中断したクルペッコは垂直に地面に叩きつけられる…
マイク「セラ!」
セラ「えぇ!」
セラは大きな樽を勢いをつけてクルペッコに向かい転がした…
それがクルペッコに当たった瞬間…
ドゴォォォォ!!
大きな爆発がクルペッコを包んだ…
ギャォォォ!!
クルペッコは力なく、ぐったりとして動かなくなった…
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