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??「で、ナツキは何処に?」
マイク「あそこ…」
マイクの指差す方向には先程の腕相撲をしている樽。
ナツキ「ふん!」
ドガァ!
片方の男が勢い良く吹き飛んだ。
ナツキ「弱い、弱い、弱ぁぁい!」
茶色がかったショートカット、まだ幼さの残る顔立ちの女性がガッツポーズをしていた…
??「はぁ、ナツキ!」
ナツキ「レオ!」
ナツキが俺のそばに駆け寄ってくる。
ナツキ「遅いよ!」
レオ「悪いな」
マイク「もう良いじゃん、早く狩りに行こうぜ!」
マイクはウズウズしているようだな。
レオ「そうだな…」
俺はカウンターに向かう。
掲示板には様々な依頼の紙が貼り付けられており、俺はその中の一枚を取る。
『家具の素材に彩鳥の羽がいるんだ!誰か狩ってきてくれないか!?』
彩鳥か…
報酬も悪くないな。
俺はその紙をカウンターにいる受付嬢のマリアに渡した。
レオ「お願いします」
マリア「かしこまりました~」
マイク達が後ろに来ているな…
レオ「彩鳥の狩猟だ、行こうか」
そして俺達は酒場を後にした。
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