第19話 空ヶ原財閥の一人娘が転校? その名は空ヶ原楽々!

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 空ヶ原中学校のプリキュアの部室では、優美達が由佳の加入を祝っていた。 優美 「それじゃあ、改めて。里中先輩! プリキュア部にようこそ!」 明日美 【ここ人力飛行部の部室なんですけど(泣)】  明日美はいつものように泣き顔になっていると、由佳はクールな表情をしていた。 由佳 「ええ。ありがとう」 チェイス 「由佳。皆が歓迎しているのだから、もっと喜びなよ!」 由佳 「うーん。あまりこういうのは苦手なのよ」  由佳がジト目でチェイスを見つめると、他の皆は彼女を見つめニコニコとほほ笑む。 美奈 「里中先輩。なんだか照れ屋さんなんですね♪」 由佳 「そ、そんなこと、な、ないわ!!」  頬を真っ赤にさせながら答える。そんな彼女に他の皆も茶化すようにいじる。 未夢 「あら、顔を真っ赤にさせてかわいいわね、里中さん♪」 明日美 「本当に、クールな先輩と思っていましたけど。こんな一面もあるんですね~」 由佳 「うー、そんなにからかわないでよー!!」 鈴瑠 「おっ! シャッターチャンス!」 千里 「ほんまや、シャッターチャンスやで!」  鈴瑠と千里は首にかけているカメラのシャッターをパシャパシャと連射し、由佳の表情をとらえる。由佳は自分の恥ずかしい写真を激写されて、両手で顔を隠しながら叫んでいた。 由佳 「や、やめてー!」 チェイス 「ゆ、由佳が、こんな恥ずかしがり屋だったとはチェス」  チェイスは目を真ん丸とさせながら彼女を見つめた。
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