こころ

傷だらけのこころ

ちはるである。

(巧)そう言って縮こまるちはるの姿をみていると…少し…いやかなりかわいくみえた
(れな)…ねぇ巧兄今ちはるのことすごーくいやらしー目で見てなかった…(ｼﾞｰ)

(巧)な…なんだよ…だ…誰がそんなこと…

(ちはる)巧兄さんひどい…私…私…うっうぅー

(れな)ああぁあやっちゃった巧兄が泣かしたー

(巧)ごめんなーちはる…俺としたことがちはるがあまりにも可愛かったもんだからつい…でもお兄ちゃんちはるのこと大好きだから!!

(ちはる)えっ………うん!!

そう言って顔をあかくするちはるさりげなく俺をぎゅっとするちはるそして…

(けいすけ)ひゅーひゅー巧兄やるー

(れな)巧兄ー…はやく離れろーこの変態兄貴

予期なき事態にぶちギレるれな

(巧)何でれなが怒るんだよ～!!

(れな)怒ってないわよー…いいからはやく離れんかーい

(れな)ちはるもいつまでくっついてんのよはやくはなれなさい

(ちはる)嫌…まだこうしていたい!!

とちはる

(れな)嫌!!…まだしていたいですってーちはるー…分かってるんでしょうねー

(ちはる)何のこと？

(れな)うぬぬ～…い…いいからはやく離れなさい!!…巧兄も巧兄よ!!…ちはるからさっさと離れなさい!!

(巧)そんなこといったて…ちはるが離れない限り俺は何もできんぞ～

(れな)うるさーい!!…いいからさっさと離れなさ～い!!

(巧)ひぃー!!れな怖すぎ…けいすけ!!…見てないで助けろー!!

(けいすけ)流石巧兄モテモテだね♪

(巧)くぅーけいすけの裏切り者!!…あ…そうだそういえば晩御飯運ばないと…

はやく御飯とりにきてよと園長の娘さんことゆりさんは言う

(巧)ほら…ゆりさんもああいってるし…

(れな)くっ…

(れな)もういいわよ…私なんか…

(巧)そう凹むななんだかしらんが悪かったよ…とさりげなく頭を撫でていると…

(れな)もうばか兄貴!!そんなこといいながら力一杯抱きついてくるれな

(巧)ああ…よしよし…泣くな泣くなー

(れな)誰のせいよ…ばか!!

ぎゅるるー…

とたんに誰かの腹の虫が泣く!!

(けいすけ)うぅー…腹減ったー…皆そろそろ飯にしない俺腹減って死にそうだよー…

(れな)ごはんごはん♪