桜の記憶
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ひらり、ひらりと。 暖かな陽射しの中、目の前を落ちゆく花弁に目を奪われた。 桃色ではない。 淡い、淡い色をしたそれは、桜というのだと 大切な人が教えてくれた。 春。 どこか胸躍るような、優しい名前を冠したその国は 国中を包まれながら、それでもなお足りないというように、淡い花を咲き誇らせていた。
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