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ーーーーーーーーーーー氷室 「さてと…俺に何のようだ?」 ボクは口からタバコの煙を吐き出しながら立っている、少年の顔を見る。 明らかに高校生ぐらいだ。 「こんばんは。“殺人ゲーム、前責任者“田上龍さん」 「俺の事を知ってるわけね…。因みに今回の責任者は大臣だぜ?それに、俺は前回もゲームに参加してるからな」 「知ってますよ。…ボクも参加してましたから」 田上は険しい顔つきになる。 「ぁ?…前回の生き残りは俺と後一人のはず。お前なんか見た事もねぇぞ」 「ボクは最初の方に死んだ扱いになってますから。…そんな事はどうでもいい。質問に答えてください」 二人は近くにあったイスに深く座る。 戦闘体制のまま
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