5人が本棚に入れています
本棚に追加
ーーーーーーーーーーー氷室
「さてと…俺に何のようだ?」
ボクは口からタバコの煙を吐き出しながら立っている、少年の顔を見る。
明らかに高校生ぐらいだ。
「こんばんは。“殺人ゲーム、前責任者“田上龍さん」
「俺の事を知ってるわけね…。因みに今回の責任者は大臣だぜ?それに、俺は前回もゲームに参加してるからな」
「知ってますよ。…ボクも参加してましたから」
田上は険しい顔つきになる。
「ぁ?…前回の生き残りは俺と後一人のはず。お前なんか見た事もねぇぞ」
「ボクは最初の方に死んだ扱いになってますから。…そんな事はどうでもいい。質問に答えてください」
二人は近くにあったイスに深く座る。
戦闘体制のまま
最初のコメントを投稿しよう!