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ハル「シン、オレは一回しか奴を見た事無い。たった今生きてる方が不思議だ。」
シン「あ、オレっ子なのか。」
ア『…黙ってなさい。』
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<<300年前>>
魔軍にいた頃だ。
魔族1「シン・クオスはまだ片付かないのか!?こっちはダインスレイブの呪いで何度も復活するんだぞ!?」
作戦会議室に響く総指揮官の罵声。
昔、「オレが倒してやる」と意気込んで戦いに行った仲間は”アイツ”の恐怖を目の当たりにして廃人になってしまい、生活さえままならない。
いくら血の気が多い魔族でも勝てない相手に突っ込む程馬鹿ではないのだ。
魔族2「た、隊長…」
魔族3「敵は怯むどころか南下しています…」
魔族1「なっ!?」
ざわ……ざわ……
馬鹿な…
コチラは4つの師団を交互に休み無く投入している。
敵には休む暇も与えてないはずだ……
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