■図書室■

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■図書室■

ある女の子が地下室の図書室で本を必死に探していました。 その子が気づかないうちに先生は戸締まりをして帰ってしまいました。 今日は終業式です。 明日から夏休み。 内から開けられる鍵はないので外には出られません。 でも、その子は怖くないのです。大好きな本があるから。 その子は毎日日記を書きました。 夏休みが終わって先生が地下室の図書室に行くと女の子は死んでいました。 女の子が書いていた日記を読むと 「私は全然怖くなかった。本があるから。 だけど一つだけ怖かったのは鍵穴から覗いてる目が怖かった…」  
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