あとがき

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お次は設定について 設定については改変を加えたりオリジナルなものが多いですが、名前は古事記や日本神話からそのまま引用しているものが多いです。 元ネタ知っていればニヤニヤできるかなーとか思ったり。 特に大禍津日神は実際に文献に登場する名前なのですが、構想当初ではこの子は完全な<悪>という感じでした。 いわゆる勧善懲悪にしようと思っていたんですが、色々と調べているうちに「そんなに悪い神様でもなさそうだなぁ」と思いました。 大禍津日神の作中の設定と実際の神話では大きく違います。 実際では黄泉の国に行った伊邪那岐(イザナギ)がそこで拾ってしまった穢れを落としたときにそこから生まれたとされています。 これにより穢れから生まれて、災いを司る怖い神という考え方があるんです。 しかし一方で伊邪那岐の穢れを引き受けた神だという見方もあり、魔除けの神として崇められてたりもします。 作品では後者のほうの考え方を取り入れました。 いいやつに昇格してよかったね。 それで予定を変更して新設定を作ったり、この子の登場シーンから書き直したりとバタバタしていたのでやや不自然に感じると思います。 かなり急ぎ足で書き上げたので矛盾や誤字脱字が心配だ。 「素人が気張ってるよ(笑)」とニヤニヤしてもらえると幸いです。 夜刀の名前の由来は夜刀神(やとがみ)という蛇の神から来ています。 蛇は復活の象徴であるとも言われています、これがどう活きるのか今後の動きに要注目!(宣伝) あとファンタジーによくある詠唱とかは今後要所でしか入れるつもりないです、基本的にカットもしくは存在しない感じでいきます。 最初は400ページくらい書くか!と意気込んでいましたが、いざ完成品を見るとその半分程度 もうちょっと書こうかと思いましたが、一応シリーズ物の予定で余計なこと書きたくなかったので泣く泣くこのままポーイ! 後先考えないからこうなるのね、馬鹿だね。 次からはいくつかの話まとめて一つにしようかな。
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