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コンコンッ
章「はーい」
ス「安田さん、大倉さん、お願いします」
章「はーい」
僕らを呼びにきたスタッフに返事をし、
机の上にあるかばんを取りに行くと、
ティッシュの箱につまづいた。
たっちょんが受け止めてくれたおかげで転ばずにすんだ。
章「たっちょ…んんっ」
お礼を言おうと顔を上げると顎を持たれキスをされた。
章「…んぅ…ふっ…」
離れようと抵抗するが腰と頭に回った手が阻止する。
角度を変えて何度もされるキスに立っていられなくなり、
床に座り込んだ。
忠「んふふ。バレンタインデーのお返しやで♪」
しゃべろうとするが声が出ない。
忠「仕事終わったら、続きしよーね」
いつものフワフワした笑顔から出てきた言葉に
何も言えなかった。
でも…
お菓子なんかよりも、キスのほうが嬉しいと思うのは、
たっちょんが大好きだからだろ
う。
End
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