序章

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この街の名は『エターナル・ストーン』。 古き本と学者が集う場所。 そして、古の力を持つ一人の少女が住む街。 その中でもひときわ目立つのが、金色の看板に書かれた名前を持つ店。 その店の名は『スピネルのアトリエ』。 店内に置かれている商品は、全て少女が一人で造り上げたものばかり。 🎵カランカラン~🎵 木製の扉に付けられた呼び鈴が店内に鳴り響いた。 「ただいま~!」 一人の少女・スピネルが、自分の身長よりも大きなリュックを床に下ろしながら言った。 「・・・・・・おかえり・・・・・・」 書物室から一人の男性が恐る恐る出てきた。
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