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まず俺はいま和室で横になっている。
少し遠くから俊也のいびきが聞こえるから朝と言っても早い方なのだろう…
と、そこまでは俺が和室で疲れのあまりぶっ倒れたという、シナリオが完成する。
しかし、俺はこの部屋でぶっ倒れたの出はなく、記憶が正しければぶっ倒されたのである。
まぁそれもこの際、どうでもいいだろう。
しかし、この腕の感触、足に絡み付くやや弾力のあるなにか、首もとにあたる甘い吐息etcはどうでもよくないのだ。
俺が顔を右に向けると、すぐ視界を支配したのは黒色。
いや修正しよう…
黒い髪の毛である。
それも頭部がすぐ近くに見えないということは、ロングヘアー…
知り合いを片っ端から探すと、かなりの人数となるが、今この部屋に居るであろう黒髪ロングは美優・ミストルティン、ただ一人なのである。
そして俺の右腕はホールドされているのだ。
それも異様に柔らかい物と物の間で…
どこかで教えたかもしれないが、美優は今のメンツ上ではあれが最大なのだ。
ちなみに最小は雫先生である…
まぁ最小の話は今は置いておこう。
今、俺が覚醒したばかりの脳の細胞が働いて考えるべきことは、ペッタンコのことではないのだ。
と、まぁこれ以上は雫先生を代表とする各面から、莫大な敵意を貰い受けるだろうのでやめておこう。
いわば自重するべき局面であり…
すまんキャラが変わったな、うん。
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