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学校の門を通ったときに誰かに肩を叩かれた。
「おはようございます、陸(リク)君!今日は君も学校にいらっしゃったんですね!」
何故か敬語をつかっている雅人だった。
雅人は昔からの親友で、世界一金髪が似合う男だと思っている。
ちなみに受験のとき以外、ほとんど金髪でいた。
わかると思うが変人だ。
今日はお前も学校来るなんて、偶然。
絶対何かあるな。
「そーだ、今日うちのクラスに転校生が来るって聞いた?」
ほら、当たった。
転校生が来るのか…初耳だ。
でも、興味ないな。
「つーことで職員室覗きに行こうぜ!」
「は…?なんでだよっ!」
俺は雅人に腕を引っ張られて、職員室まで付き合わされた。
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